仲井真弘多知事は27日の県議会代表質問で、昨年12月25日に安倍晋三首相と会談した際、米軍普天間飛行場の5年以内運用停止など県の要望に取り組むとした首相の回答に「140万県民を代表してお礼を申し上げる」と述べたことについて「感謝を言えないのは大変非礼なことだ」と述べた。

 質問した玉城満氏(県民ネット)が「(謝意の伝達は)県民の実感とは違う」とただしたが、知事は沖縄振興の拡充や基地負担軽減に取り組む政府の姿勢を挙げ「回答を得て感謝しない県民がいるのか。知事の仕事として140万人を代表するのは当然の表現」と反論。「県民はよく理解していると思う」と述べた。

 又吉進知事公室長は「政府としてできることは全て行うのが安倍政権の姿勢だ。負担軽減策は埋め立て承認の代償ではない」との認識を示した。奥平一夫氏(同)への答弁。

 石破茂自民党幹事長が「名護市長の移設阻止行動は普天間の固定化をもたらす」と述べたことを問われ、知事は「以前に固定化を軽々に政治家が使うのは政策的堕落だと述べたが、石破氏の発言がそれに当たるか判断できない」とした。新里米吉氏(社民・護憲)に答えた。