りゅうぎん総合研究所(池端透社長)とおきぎん経済研究所(出村郁雄社長)は27日、1月の県内景況をそれぞれ発表した。りゅうぎんは、4月の消費増税前の駆け込み需要で消費関連が好調となったことから「拡大の動きがさらに強まる」と、4カ月ぶりに判断を引き上げた。おきぎんは「拡大の動きが強まる」と5カ月連続で据え置いた。

1月の県内景況結果

 先行きは、増税前の駆け込み需要で消費関連と建設関連が好調を持続する上、観光客数の増加が見込まれるとし、3月までは拡大傾向が続くと見通している。

 りゅうぎん総研

 【個人消費】百貨店売上高は福袋販売などが好調で、2カ月ぶりに前年同月を上回った。電気製品卸売販売額は、住宅着工の増加もあり、12カ月連続で増加した。

 【建設関連】新設住宅着工戸数は増税前の駆け込み需要で、7カ月連続で増加。民間工事の好調を受け、建設資材の鋼材売上高は13カ月連続、木材は11カ月連続で伸びた。

 【観光関連】観光客数の増加で、主要ホテルの客室稼働率は15カ月連続で伸びた。宿泊収入は、客室単価が減少したが、販売客室数が増加し2カ月連続で上回った。

 おきぎん経済研

 【個人消費】スーパー売上高(全店ベース)は18カ月連続で伸長。青果物の価格上昇が全体を押し上げたほか、増税前の駆け込み需要で家電を含む家庭用品も増えた。

 【建設関連】公共工事請負金額は、前年にあった那覇市営住宅関連の大型工事がなくなった反動で4カ月ぶりの減少。生コンクリート出荷量は3カ月連続で上回った。

 【観光関連】入域観光客数は格安航空会社(LCC)の就航や年末年始の日並びのよさもあり、16カ月連続で上回った。観光施設入場者数は15カ月連続で増えた。