【南城】2万年前の人骨と貝器(ばいき)が出土したサキタリ洞遺跡のある南城市玉城前川ガンガラーの谷で2月25日、市立船越小学校(宮城伸子校長)6年生を対象とした見学会があった。地域の歴史的発見を誇りに思い遺跡に興味を持って学んでもらおうと、ガンガラーの谷が主催、市教育委員会が協力した。

地層の説明を受ける児童たち=南城市玉城前川・ガンガラーの谷

 県立博物館・美術館主任の藤田祐樹さんが古い地層や出土した貝器などから見えてくる、2万年前の暮らしなどを分かりやすく説明した。子どもから「なぜ鹿の骨だと分かるのですか」「掘り続けていくと恐竜の骨も出てきますか」などさまざまな質問が出た。

 當銘悠馬君は「大昔の暮らしは大変だっただろうなと思う。次は何が出てくるのか楽しみ」と興味津々の様子。宮城校長は「先人が築いた歴史が子どもたちの素晴らしい人生につながっていく事を期待している」と話した。

 1日午後5時30分からガンガラーの谷、ケイブカフェで特別講演会「サキタリ洞遺跡の3万年」がある。講師は県立博物館・美術館主任の山崎真治さん。入場無料。

 問い合わせは同カフェ、電話098(948)4192。(平田美智子通信員)