【石垣】任期満了に伴う石垣市長選は2日に投開票される。現職の中山義隆氏(46)=自民、公明推薦=と、前市長の大浜長照氏(66)=無所属=は28日、市内を駆け巡り、1票の積み重ねに全力を尽くした。

 選挙戦は告示後に両陣営の動きが活発化。期日前投票者数は28日時点で前回同時期を2248人上回る8904人。

 22日現在の選挙人名簿登録者数は3万7259人で、23・89%が投票を済ませた。最終日の1日は両候補とも打ち上げ式で最後の訴えに臨む。

 中山氏は1期4年の実績と「若さと行動力」をアピール。告示後は連日、自民、公明両党の大物議員が応援に入り、石垣市への国の支援を約束した。

 中山氏は28日、企業や支持者のあいさつ回りをこなし、空いた時間には自転車にまたがり、市民とのスキンシップにいそしんだ。

 街頭演説では子育て、高齢者医療、観光施策を強調し、「観光を発展させ、次の4年で幸せで平和な石垣市をつくる」と訴えた。

 3人の子を持つ女性は「中山さんも子育て中なので、子育て支援を実行してくれる」と期待を込めた。

 医師でもある大浜氏は医療施策と「ベテラン」を強調。街や事業所を一軒一軒回る「どぶ板選挙」を徹底し、応援弁士が「平和の担い手」であると訴えた。

 28日も大浜氏は、地域の懇談会やイベントなど声のかかった場所へあいさつ回りに徹し、市民の要望を聞き取った。

 街頭では、医療機能の拡充、環境保全、陸自配備計画の反対を訴え、「市民が主人公の石垣市を取り戻したい」と訴えた。5月に出産予定の女性は「大浜さんなら産婦人科医を確保して安心なまちにしてくれる」と期待した。