県は28日、本島南部の養豚農場で豚流行性下痢(PED)の発生が確認されたと発表した。発生頭数は種豚5頭、子豚4頭の計9頭で、死亡は出ていない。県内での発生は1月21日以来、約1カ月ぶりで4件目。発生頭数は242頭(死亡75頭)となった。

 27日に経営者から家畜保健衛生所に下痢や嘔吐(おうと)などの症状を示す母豚がいると通報があった。

 県家畜衛生試験場で検査したところ、28日にPEDと診断された。

 ウイルスの侵入経路は現在、調査中。県畜産課によると、これまでに発生が確認された農家3件と出荷先や配送車両が同じなどの疫学関連性はない。発生が確認された農家近隣の農場や豚の取引業者に確認したところ、現時点で発生は確認されていない。県は拡大を防ぐため、養豚農家に農場出入り口の消毒を徹底するよう呼び掛けている。