東京五輪直前の2020年春に供用の開始を目指す那覇空港第2滑走路増設事業の起工式が1日午後、那覇市松川の沖縄都ホテルであった。仲井真弘多知事、山本一太沖縄担当相、太田昭宏国土交通相ほか関係者約300人が出席した。内閣府沖縄総合事務局、国交省大阪航空局が事業者で、総事業費は約1993億円。工期は5年10カ月で、1月から工事に着手している。

滑走路増設着工を祝いでくす玉を割る関係者=1日午後、沖縄都ホテル

 主催者を代表して、沖縄総合事務局の河合正保局長は「環境保全に配慮しながら、着実に事業を進めていきたい」とあいさつ。仲井真知事は「ようやく(事業を)取り上げていただき県民を挙げて大変な喜びだ。沖縄が本土に復帰して40年、実質的な自立のステージが見えてきた」と祝辞を述べた。

 滑走路が1本の那覇空港は発着処理能力が限界に近づきつつあり、過密化の解消が大きな課題となっていた。増設で発着可能数が年間約18・5万回となり、現行から3割近く増える見通し。