県内の囲碁大会で多くのタイトルを獲得した囲碁愛好家、伊波行庸(いは・こうよう)氏が3日午前2時ごろ、脳内出血のため那覇市の自宅で死去した。72歳。同市首里崎山町出身。告別式は6日午後4時から5時、同市首里寒川町1の2、安国寺で。喪主は長女の金城めぐみさん。

 アマチュア七段で、県囲碁連盟事務局長を退いた後、同顧問を務めていた。

 琉球大学囲碁部創設から活躍し、県内の多くの囲碁大会で優勝。1982年にはアマ本因坊九州大会で優勝し、全国大会ベスト8などの戦績も持つ。本紙連載の囲碁欄の解説を2002年5月~13年12月まで担当した。

 那覇市内の囲碁倶楽部(くらぶ)「赤田苑」の代表者で、伊波さんと学生時代から親交のある照屋寛一郎さん(70)は「囲碁が強くても威張ることがなく謙虚で誠実な人。大学生の時、初めて九州学生本因坊戦の沖縄代表として2人で福岡に行った。新聞の囲碁解説もシンプルで分かりやすかった」と人柄を振り返る。「訃報には絶句した。ご冥福をお祈りするとしか言えない」と語った。