県内流通最大手のサンエー(上地哲誠社長)は4日、店舗へ行かずにインターネット上で買い物ができる「ネットスーパー」を「経塚シティ」(浦添市)地区の居住者を対象に5月中旬から開始すると発表した。5日から専用サイトを開設し、サービス利用のための会員登録(月会費400円)の受け付けを始める。 新城健太郎常務取締役らが記者会見で明らかにした。

 対象範囲は経塚シティの半径1・5キロ。浦添の東部6地域と那覇市首里の4町を含む。2万3千世帯・約6万人の商圏があるとしている。

 食品売り場の一部雑貨を含む約3千品が対象。午後1時までに注文するとその日のうちに商品が届く。保冷箱と施錠付きベルトを使用して留守でも商品を受け取ることが可能。配達料金は1500円以上の注文で無料、それ未満は100円のサービス料が加算される。インターネットからの注文が必須だが、60歳以上のシニア会員については電話やファクスでも受け付ける。

 新城常務は「(ネットスーパーは)店舗の信頼がないと難しい」と指摘し、今後は商品管理のレベルも一層引き上げていく考えだ。

 ネットスーパーは専用サイトから商品を購入すると、売り場の社員が鮮度や品質を厳選、夕刻までに宅配するサービス。高齢化社会を背景に広がり、県内ではイオン琉球が約3年前から導入している。