【渡嘉敷・座間味】慶良間諸島国立公園が「サンゴの日」の5日、官報に告示され、31番目の国立公園として誕生する。指定範囲は、両村の陸域3520ヘクタールと海域9万475ヘクタール。透明度の高い「ケラマブルー」の海には多様なサンゴが生息し、ザトウクジラの繁殖地でもある。8日は那覇市で記念式典や祝賀会を開催。9日は両村で記念クルーズや祝賀会がある。

国立公園に指定される慶良間諸島海域。阿波連ビーチ沖にはエダサンゴが広がっている=4日午後、渡嘉敷村(伊禮健撮影)

 海域の指定範囲が各島々から約7キロまで広がるのは国立公園の中で最長。分割や拡張でない新規指定は1987年以来となる。サンゴ礁が高密度にみられる水深30メートル以浅を海域公園地区とし、優れた海中景観を重点的に保護する。

 石原伸晃環境相は4日の記者会見で「私も昨年現地を見て、サンゴ礁の美しさや白い砂に感動した。日本の美しい国立公園の一つに慶良間諸島を早くなじませていただければと思う」と述べた。