【金武】金武町(儀武剛町長)が沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)を活用して、米軍ギンバル訓練場の跡地利用で温泉開発を始める。5日の町議会(仲里全孝議長)の3月定例会本会議で、温泉開発事業などを手掛けるエオネックス(石川県)との温泉掘削工事の随意契約締結(1億1550万円)の議案が全会一致で可決された。4月上旬ごろから掘削工事がスタートする。

 同訓練場跡地の一画を深さ1千~1500メートルまで掘り、温泉開発を進め、町営の温泉施設の整備を目指す。どの程度の温泉が出るかわからないため、掘削後に、水量や水質などを踏まえて整備計画を策定する。

 町の担当者らは、工事に対する契約のため、掘削後に温泉が出なかった場合でも支払いは必要になるとしつつ、「基本的には1500メートル以内には温泉は出てくる。これまでの調査で1番確率が高い場所を掘削する」と説明した。