【嘉手納】米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の風防ガラスが落下した事故で、県の親川達男基地防災統括監は5日、同基地や沖縄防衛局などを訪れ、事故原因が究明されるまでのF15の飛行停止や再発防止の徹底、原因の究明と早急な公表を求めた。

 風防ガラスはアクリル製で重さ113~163キロあり、要請書では「一歩間違えれば人命、財産にかかわる重大事故につながりかねない。住民に大きな不安を与え、極めて遺憾」と厳しく指摘した。

 親川氏によると、応対した同基地第18航空団のジョナサン・ライリー広報局長は「今回のような事故はまれで、米軍としても遺憾」とした上で、「県民が不安に思っていることは受け止めている」と述べたという。

 F15は事故機を含む所属全機の飛行を停止し、米軍側が安全調査委員会を立ち上げ、事故原因の調査に当たっていると明らかにした。飛行停止期間や調査期間は不明。

 沖縄防衛局では田中利則企画部長が、同局や防衛省から米軍側へ再発防止などについて申し入れたことを説明した。また、在沖米総領事館のマット・オカーナー主席領事、外務省沖縄事務所の松田賢一副所長にも要請書を手渡した。