磯(堤防も)のウキ釣りでサカナを玉網ですくう場合、二つの方法があります。

 (1)自分自身で入れる。

 (2)人に入れてもらう。

 網を自分で入れている釣り人の多くは「先輩から教わった」、あるいは「釣り番組を見て覚えた」、この二通りだと思います。

 掛けたサカナを水面まで浮かせた後に網を差し出すわけですが、絶対にしてならないこと、それは「追いダモ」です。追いダモとは、サカナの後方(尾ビレ側)からすくおうとする行為のことです。

 「追いダモはダメだぞ!」

 エドも初心者には強く言うようにしています。

 まずは玉網をサカナの手前に置き、そこにサカナの頭を誘導するように竿(さお)をさばく、これが正しい入れ方です。

 サカナが網に入ったら、竿尻を両股に挟み、玉網の柄を垂直に近い状態で1本ずつ収め、最終的には片手で網枠と柄の接合部分をつかむ。これで完了です。

 もう一つのダメ出しは、柄を収めず、サカナを入れたまんまで水平に持ち上げること。柄折れ、網枠曲がりの原因となります。

 (2)の人がすくう場合にはルールがあって、サカナを掛けた本人から「お願いします」の一言がないかぎり網を出してはいけません。バラシたときにトラブルからです。 (芸能もやる磯釣り師)