【宮古島】291人が受験した県立宮古高校では6日、昼の休憩時間に家族や親族らが大勢集まり、一緒に弁当を食べて、表情の硬い受験生の緊張をほぐした。好物の料理をほおばった受験生は、合格を目指して奮起を誓った。

家族や親族に囲まれ弁当を食べる受験生=6日午後、県立宮古高校

 ピクニックのように保護者と受験生が弁当を食べる光景は、島の「恒例行事」。この日は午前10時ごろから風呂敷に弁当箱を包んだ保護者が同校に詰め掛けた。近くの拝所で合格祈願をする保護者の姿もあり、学校側は周辺の空き地に臨時駐車場を設置、体育館も開放した。

 から揚げやハンバーグ、手巻きずしに煮物…。おいしそうな弁当を囲み、談笑しながらひとときを過ごした受験生に、保護者は「頑張って」と声を掛け、送り出した。

 下地一子さん(41)は会社を休んで、娘の萌花さん(15)の応援。「普段通りの力を出し切って」とエールを送った。萌花さんは「弁当はおいしかった。高校に入ったらバスケ部で頑張りたい」と話していた。