【八重山】第2回南山舎やいま文化大賞に県立石垣青少年の家の小菅丈治事務長=石垣市=の科学エッセー「アジアから見た八重山の海」が選ばれた。八重山の新たな価値を発掘、創造した文章に贈られる賞で、八重山の情報文化を発信する南山舎(上江洲儀正代表)の創立25周年記念事業として昨年創設された。

 今年は郡内外から3作品の応募があり、選考の結果、八重山と東南アジア海域の海の生き物を主人公に、類似性や人との関わりを分かりやすく書いた同書が選出された。

 小菅さんは「八重山でずっと研究を続け、今回は一般の人にも分かりやすいように書いた。本として地域に残るものが出せて光栄」と喜んだ。

 選考委員長の波照間永吉さんは「八重山の海や浜にすむ魚、貝、カニの生態を面白く、詳しく、分かりやすく説明し、文句なしに面白い読み物。なぜ八重山の自然は守られなければならないか、その疑問に答える作品だ」と評価した。

 同書は、南山舎が今夏に単行本として出版予定している。

 南山舎は第3回の作品を募集している。問い合わせは同社、電話0980(82)4401。