健康長寿県復活へ向けた取り組みである「琉球大学ゆい健康プロジェクト」(健康行動実践モデル実証事業)の本年度の報告会が7日、那覇市内であった。南城市内7カ所の小学校の児童2千人超に実施した栄養調査で、食塩摂取量が多い半面、野菜やカルシウム摂取量が少なく、特に女子児童は鉄分摂取量が不足している実態が分かったことなどが報告された。

健康長寿県復活の取り組みを話し合った「ゆい健康プロジェクト」の報告会=7日午後、那覇市旭町・県市町村自治会館

 事業は県一括交付金を活用して2012年度から5年間を予定。食育を通して、地域住民や児童・親世代の健康を改善し、長寿につなげるのが狙い。

 南城市で学校給食に、野菜が豊富で減塩のレシピを提供する取り組みが始まっていることなどが報告された。また、健康づくりのため、父母や地域住民ら希望者に血圧計や体重計などの健康機器を貸与する事業も近く始めるという。

 報告会には栄養士や保健師、医師のほか、事業に参加する地域住民ら合計で約70人が参加した。