【平安名純代・米国特約記者】ヘーゲル米国防長官は6日、米下院軍事委員会が開いた2015米会計年度国防予算に関する公聴会に出席し、日本が拠出した在沖米海兵隊のグアム移転資金の凍結が解除される可能性について具体的な言及を避けた。

 グアム選出のボダヨ議員は、昨年12月末の普天間飛行場代替施設の埋め立て承認を「重要な進展」と評価。承認は「日本の計画履行の意思表示」と強調し、米議会が凍結している日本政府拠出分の資金について、凍結解除の可能性を質問した。

 これについてヘーゲル長官は具体的な言及を避け「日本と緊密に連携し、オーストラリアへの分散移転など、アジア太平洋地域における再編を推し進める」と述べるにとどめた。

 ボダヨ議員は、前日の公聴会でも同様の問いをロックリア海軍長官に向けたが、ロックリア氏は、代替施設とグアム移転は既に切り離されているとの見解を示し、グアムにおけるインフラ整備費などを確保する必要性を強調した。