【てい子与那覇トゥーシー通信員】石垣市出身でビギンのギター奏者島袋優さんが1月29日、ニューヨーク市内の居酒屋RO-NIN(浪人)でライブを開いた。豊見城市出身のアーティス卜大城英天さんも島袋さんの演奏に合わせて絵を描いてコラボレーション、「沖縄のDNAを感じた」と来場者から好評だった。

歌と絵の共演でパフォーマンスを披露したビギンの島袋さん(右)と大城さん=米ニューヨークの居酒屋RO-NIN

 ライブは、なじみの「安里屋ユンタ」「てぃんさぐぬ花」のほか、ビギンの「なだそうそう」は会場に集まった約80人と大合唱。八重山民謡の「月のかいしゃ」は石垣のしまくとぅばで歌われ、聴衆を魅了した。大ヒット曲「島人ぬ宝」はニューヨークでも人気で、会場から合いの手が入り、熱気に包まれた。

 来場者の半分は沖縄系の人たちでテーブルには泡盛やオリオンビール、ゴーヤーのチャンプルーや天ぷらなどが並び、音楽と絵画、郷土料理による「オキナワ・ナイト」。他府県出身者も沖縄文化への興味を深めた。

 東京から転勤してきた松重直也さんはまだ沖縄へ行ったことがなく「寒いニューヨークで沖縄の熱いハートに触れ、とても感激した。沖縄のDNAを感じることのできるイベントを続けてほしい」とエールを送った。 

 母親が沖縄出身でニューヨーク沖縄県人会新会員のマイク・アドリスさんは「沖縄ならではの歌や踊りで、つい沖縄にいるのかと錯覚した。オキナワンスピリッツ(沖縄の魂)を共有できてとても楽しかった」と感激していた。ライブでは、この居酒屋で三線パフォーマンスを続ける大阪出身のサキ・田口さんらが紅型や絣の衣装で歌や太鼓を披露。最後は島袋さんや大城さん、県人会員ら全員でカチャーシーを踊り、締めくくった。