【名護】名桜大学の2013年度卒業式が9日、県内大学のトップを切って開かれた。黒いキャップとガウンを身につけて式典に臨んだ、学部・大学院生合わせて389人が、教員や家族らの見守る中で晴れの日を迎えた。

恒例のキャップ投げで互いの卒業を祝った名桜大卒業式 =9日、名護市・名桜大学

卒業式会場を出ると学校で飼育するヤギが出迎え「バイバイ」と餌をやる生徒たち=9日、那覇市・石嶺中

恒例のキャップ投げで互いの卒業を祝った名桜大卒業式
=9日、名護市・名桜大学
卒業式会場を出ると学校で飼育するヤギが出迎え「バイバイ」と餌をやる生徒たち=9日、那覇市・石嶺中

 本年度で退任する瀬名波榮喜学長は「開学20年の節目の年の卒業は、忘れられないものになるでしょう。社会は、キャンパスの延長上にある。名桜大生のアイデンティティーを失わず、健闘を」と最後の告辞を述べ「私も皆さんと一緒に卒業です。ありがとうございました」と感謝した。

 卒業生を代表し、人間健康学部スポーツ健康学科の西川広記さんは「人生は海を行く船に似ている。悲しみや困難も、勇気や希望を持ち進めば目的を達成できる。人生という大海原にこぎだす舵(かじ)を名桜大学で得た」と答辞を述べた。式典後には恒例のキャップ投げも行われ、多くの人々が門出を祝った。

中学1万6000人巣立つ

 県内の大半の公立中学校が9日に卒業式を迎えた。13日にかけて1万6122人が母校を巣立ち、人生の新たな一歩を踏み出す。

 那覇市立石嶺中学校(佐久川譲治校長)では146人が卒業。会場外では生徒たちが飼育したヤギやウサギ、チャボも門出を見守った。卒業生らも最後の餌やりをしながら、笑顔で動物たちに別れを告げていた。3年間世話をした當眞嗣竜君は「動物と触れ合うのは楽しかった。時間があるときはまた来るので、さみしくないです」と話した。