慶良間諸島の国立公園指定を記念する式典が9日、座間味、渡嘉敷両村で行われた。石原伸晃環境相が座間味村で宮里哲村長、渡嘉敷村で座間味昌茂村長らと記念碑を除幕し、村民に国立公園指定を報告した。

国立公園指定を記した記念碑を除幕した宮里哲村長(左)ら関係者=9日、座間味村

記念碑の前で笑顔を見せる石原伸晃環境相(左)と座間味昌茂村長=渡嘉敷村

国立公園指定を記した記念碑を除幕した宮里哲村長(左)ら関係者=9日、座間味村 記念碑の前で笑顔を見せる石原伸晃環境相(左)と座間味昌茂村長=渡嘉敷村

座間味

 離島総合振興センター前で行われた除幕式には村民約50人が参加。石原環境相は「地元ダイビング協会によるサンゴの保全、ホエールウオッチング協会のクジラの保護に配慮した観光活動が指定につながった」と話し、今後も同省のスタッフを配置して自然保護に努めることを約束した。

 村在住の吉田ハル子さん(89)は「子どものころ、よく海で泳いだ。海は変わっていない。これからも島の人と観光客が一緒になって大事にしたい」と話した。

渡嘉敷

 渡嘉敷港入り口近くで行われた式典には多くの村民や観光客が詰めかけた。石原環境相、座間味村長らが記念碑を除幕。幼稚園児がくす玉を割ると祝福の拍手が送られた。

 石原環境相は「先人たちが素晴らしい自然を継承してきたおかげで指定に至った。戦争の歴史もあるこの地を環境教育の場としても活用し、後世に残してほしい」。座間味村長は「今世紀最大の出来事。今後さらに多くの方々を迎えられる村づくりに努めたい」と述べた。(新垣聡通信員)