【宜野座】當眞淳宜野座村長は10日の村議会3月定例会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「村益となるような現実的な対応が重要だ」との見解を示した。小渡久和村議の一般質問に答えた。當眞村長は6日の施政方針で、2013年度には述べていた「移設に反対」の文言を削っており、移設賛否の明言を避けた。

 12年12月の村長選で移設反対の立場を訴えて当選した當眞村長は、本紙の取材に対し「県外移設が望ましいという考えは変わらない。状況が変化している中で、村民にとってより負担がないように、現実的な対応もしていかないといけない」と説明した。

 定例会の中で、當眞村長は仲井真弘多知事の辺野古埋め立て承認や国の移設推進姿勢などから、今後、移設作業が加速すると予想。「行政を預かる長として、情勢の変化を見極めながら、村益となるような現実的な対応が重要だと認識している」と答弁した。

 13年度の施政方針では「辺野古移設に反対するとともに、MV22オスプレイの沖縄配備の撤回を求めていく」としていたが、今回は「村民の生命、財産を守る立場から、国や県の動向を注視しながら、現実的な対応を含め、問題解決、負担軽減に取り組む」と述べていた。