県高野連審判員の玉城健さん(44)=南城市=がこのほど、第86回選抜高校野球大会(21日開幕・甲子園)の審判員として出場することが決まった。

夢の甲子園でのジャッジを心待ちにする玉城健さん

 九州各県の持ち回り制で、春は8年に1度の機会。初めてとなる大舞台でのジャッジに、玉城さんは「緊張しているが、萎縮しないように思い切りやりたい」と意欲を示した。

 玉城さんは元高校球児。知念高校時代は外野手の控えで、恩師の勧めで審判の道に。卒業後の予備校生時代から審判を始めて経験25年のベテランだ。

 大学卒業後は民間企業に勤めながら、練習試合も含めて年間50~60試合の試合でジャッジを引き受ける。「家族の理解や会社の協力があるから続けられる」と周囲に感謝する。

 審判の魅力を「高校生の全身全霊を懸けた思いやプレーを間近で見られること」とし、審判としての信条は「選手にとっては一試合、一球が大事。大切にジャッジすることを心掛けている」と表情を引き締めた。

 玉城さんは「球児のころから憧れの舞台。個人の経験で終わらせずに、審判仲間や後輩の球児らの刺激になればと思う」と話し、本番を心待ちにしている。(石川亮太)