【中城】中城村(浜田京介村長)は11日、津覇、浜の両自治会と共同で津波避難訓練を実施した。震度6強の地震で10メートルの津波を想定し、両地区で約200人が誘導員の指示に従って、それぞれ指定された場所に避難した。訓練は東日本大震災を風化させず、防災意識を高めようと、初めて実施された。

避難経路を歩いて確認した住民ら=11日午前11時ごろ、中城村津覇

 津覇区では防災無線で大津波警報放送後、区民が国道329号を渡り、津覇小学校に移動。全員が安全を確保できる25分以内に到着した。昨年整備された、海抜47メートルの高台に通ずる避難道路も確認した。

 村は3日早朝の地震で震度4を記録したばかり。新垣美恵子さん(63)は「この前の地震もあって、区民も訓練の必要性を感じていた。いい意識づけになった」と話した。地震発生時に、跳び起きて家具を押さえていたという比嘉盛安さん(62)は「あれだけ大きい地震は経験したことがなく、無頓着だった。津波は中城でも起こりうる。いざというとき、すぐに避難できる準備が大切」と話した。