胡屋闘牛大会(主催・胡屋闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が16日午後1時からうるま市石川多目的ドームで開かれる。今年7回目の闘牛で胡屋組合8頭、他組合12頭による10取組が予定されている。胡屋は2年ほど前から飼育牛が増え始め、有望牛も多い。闘牛界屈指の人気花形牛で“大物”の声が上がる南武牛皇が10カ月ぶりに登場しファンの期待に応える。デビュー牛を含む沖縄場所“初顔”も6頭おり新鮮さも十分。見逃せない大会となりそうだ。入場料は大人2500円(女性2千円)、中高生千円。

休養十分、復活をかける剛修白龍

大物南武牛皇、久々の登場。電撃速攻さく裂するか

胡屋闘牛大会 対戦表

休養十分、復活をかける剛修白龍 大物南武牛皇、久々の登場。電撃速攻さく裂するか 胡屋闘牛大会 対戦表

 ■結びの一番 南武牛皇対剛修白龍

 今回で3戦目ながら次期王座を狙える器と評判が高い牛皇の戦いが焦点。牛皇は2012年10月の敬老の日大闘牛大会でデビュー戦(対荒武者)を飾った後、昨年春全島大会の5番戦に抜擢(ばってき)され、浜川闘神王との有望若手決戦を制した。

 この戦いで攻守にわたり安定感たっぷりの動きを見せたことで、評価が急上昇。稽古場の動きも申し分なく、一気に人気花形牛の座を獲得した感がある。久々の登場となる今回、大きな注目を集めることになりそう。恵まれた鋭いトガイー角を使って前進するパワーは非凡で、順当勝ちが予想されている。

 対する剛修白龍(旧名は白龍王)は昨年6月(読谷大会で石山玄皇に敗北)以来。これまで、まんぷく尾白、山岳びらなどを下し、通算6勝を挙げているが、ここ数場所は波に乗り切れない。今場所に復活をかけるが、大物相手に苦戦は免れないだろう。体力を生かした一発がさく裂すれば勝機も。

 ■2番戦 不死鳥対松力ブル

 不死鳥は今年正月3日が初場所。雲龍優毅號を長期戦(26分9秒)の末に下し、注目されたが、2戦目はどんな戦いをみせるだろうか。松力ブルは徳之島からの移籍牛。徳之島での情報が少ないが、いきなりこの地位に抜擢されたことで期待の大きさが伝わってくる。ふたを開けてのお楽しみだ。

 ■5番戦 不知火一華號対友羽総業ジプトン

 今大会注目のカード。両牛とも前場所は白星で攻守所を変える激戦が期待される。不知火は昨年10月うるま祭り闘牛でれもん壱瑠を40秒で下し、闘牛通の関心を集めた。ジプトンは前月の旧正大会で伊良皆圧送頑銃桜を3分余で撃破。鋭い動きは相変わらずで、今回も期待がかかる。デビュー戦は天心花形。徳之島からの移籍牛は竜神カキヤー、亜華莉琉王、南星カブラー、とぅるるんてん。(又吉利一通信員)