【宮古島】来間島にある宮古島市立来間幼稚園と小中学校(知念安則校長)の修了・卒業式が12日、同校であった。生徒数の減少で3月に廃校になる来間中は最後の卒業式。ただ一人の卒業生になった砂川進一君は「将来は島のために活躍したい」と力強く決意し、学びやを後にした。

最後の卒業生として教諭や地元住民らの祝福を受ける砂川進一君(右)=12日午前、宮古島市立来間小中学校

 来間島は周囲約10キロ、人口は約200人。1995年に約1・7キロある来間大橋の完成で宮古島とつながった。

 在校生の男生徒と2人と入学する女子児童1人の3人は春から約4キロ離れた宮古島の市立下地中に通う。

 砂川君や小学校を卒業する女子児童、幼稚園を修了する園児2人は手作りのコサージュを胸に式に出席。砂川君は修学旅行の思い出や先生に生意気なことを言って反省したことを振り返り、後輩と家族へ感謝の言葉を述べた。

 将来は「サンゴの研究など海にかかわる仕事」に就きたいという砂川君は「島の人たちに支えられて学校生活を送ることができた。皆の間には深いきずながあった。こんなに良い学校ほかにはないんじゃないかな」と話した。

 同校は28日に閉校式を開く。