全国で彼岸用キクの9割の市場シェアを誇る県産キクの出荷がピークを迎えている。那覇空港貨物ターミナルでは12日夜、JAおきなわの「おきなわの花」を首都圏市場に空輸するため、貨物スタッフらが13日未明の出発に向けて大小のキクを詰めた1800ケース(1ケース=200本入り)を手際よく空輸用のコンテナに詰め込んだ。目下、最大の売り日を迎えており、到着後は14日の競りにかけられる。

日本航空の深夜貨物臨時便で本土市場に出荷されるJAおきなわの彼岸用キク=12日夜、那覇空港貨物ターミナル

 1日から船便や通常の定期便で順次出荷しているが18日の彼岸入りを目前に、9日からは日本航空の深夜貨物臨時便をチャーターして対応。前日までに計3機使用し、12日は最後の臨時便になる。

 機内への詰め込み作業を見守ったJAの担当者によると、20日までの彼岸に対応した期間で12万5千ケースを出荷。大・小の割合は小ギクが約86%を占める。

 ことしは天候に恵まれただけ生育、色のバランスはともに順調で高値での取引が期待できるとしている。