【久米島】久米島町出身のCGアーティスト・糸数弘樹さん(51)=米ロサンゼルス在住=が制作に携わったディズニー映画『アナと雪の女王』が現地時間2日、第86回アカデミー賞の長編アニメーション映画賞を受賞した。デザイナーのスケッチを立体(3D)におこすモデラーを担当した糸数さんは「アーティストの1人として参加できたことは光栄に思う。オリンピックの金メダルを、チームで力を合わせ勝ち取ったようだ」と喜びを語った。

 受賞作品は、ディズニーが、アンデルセンの童話「雪の女王」にアイデアを得て作られた物語。糸数さんは、王様のお城、雪や氷柱、壊れた帆船、映像の背景の山や海岸などのモデリングをしたという。

 渡米してから28年の糸数さん。現在、ディズニー・アニメーション・スタジオに勤めている糸数さんは、3年前から週1回、インターネットで自宅と久米島高校をつなぎ、生徒たちにCG制作指導している。糸数さんの幼なじみで、取り組みを共同企画した久米島町役場プロジェクト推進室長の中村幸雄さんは「糸数を誇りに思う。同級生一同、自分のことのように喜んでいる」と声を弾ませた。

 糸数さんは「好きな事を見つけとことん追求し、一生懸命頑張りましょう。行動することが大切」と子どもたちにエールを送った。