仕事で伊平屋島へ出張中の城間正永さん。仕事が終わると趣味の釣りを楽しむのが日課だ。港では数日前からガーラ(ロウニンアジ)の目撃情報があり、城間さんも竿(さお)を出してはそれらしい大型魚の反応を取り逃がしていた。

城間正永さんは1日、伊平屋島の野甫港の先端付近で120センチ、24キロのロウニンアジを釣った。写真は次女の杏鈴ちゃん(右)と長男の永君(中央)ら

3日、中城海岸で50.5センチ、2.3キロのチンシラーを釣った親川武司さん。竿1.5号、道糸2.5号、ハリス2号、針グレ3号

9日、伊計島で3・02キロのシルイチャーを釣った漢那憲康さん。餌木は3・5号オレンジ

2日、恩納村海岸で63.8センチ、61.5センチ、54.2センチのタマンを釣った又吉哲也さん

4日、馬天海岸で42センチと40センチのチンシラーを釣った森江真吾さん。道糸とハリス2.5号、餌はぜっ鯛くわせ

城間正永さんは1日、伊平屋島の野甫港の先端付近で120センチ、24キロのロウニンアジを釣った。写真は次女の杏鈴ちゃん(右)と長男の永君(中央)ら 3日、中城海岸で50.5センチ、2.3キロのチンシラーを釣った親川武司さん。竿1.5号、道糸2.5号、ハリス2号、針グレ3号 9日、伊計島で3・02キロのシルイチャーを釣った漢那憲康さん。餌木は3・5号オレンジ 2日、恩納村海岸で63.8センチ、61.5センチ、54.2センチのタマンを釣った又吉哲也さん 4日、馬天海岸で42センチと40センチのチンシラーを釣った森江真吾さん。道糸とハリス2.5号、餌はぜっ鯛くわせ

 1日、仕事を終えた午後6時から同僚でもある兄と二人、いつものように野甫港の防波堤へ。日没直前でかすかに海面が確認できるなか、テトラポッド際を行ったり来たりするメーターオーバーのガーラを発見した。

 周辺はモズク養殖の網が張り巡らせているので、ピンポイントに「船道の駆け上がり」に仕掛けを投げ込む。午後7時をすぎると竿先に前アタリ。モゾモゾした動きの直後に魚は餌を飲み込んで右に左に大暴れ。15分間逃げ回るも観念したかのようにぐったりと静かに浮いてきた。

 兄がテトラを降り海面近くで魚のエラに素手を差し込んでキャッチ。飲み込まれていた針は喉奥の粘膜に皮一枚掛かっているギリギリの状態だったそうだ。腹の中はからっぽで「数日の間おなかをすかせていたのでは」とうれしそうに振り返った。

 仕掛けは、タマン竿、リールツインパワー6000、道糸PE3号、ハリス21号、針タマン22号、誘導天秤20号、餌シジャーの切り身。

 宜野湾市の親川武司さんは、北風が強く濁りが出てチヌ(ミナミクロダイ)狙いには良コンディションの3日に中城海岸へ。午前6時からスタートして出勤前のわずかな時間が勝負だった。遠浅で普段はタマン狙いの釣り人が入る場所だが過去にも40センチクラスのミナミクロダイを釣っている。フカセ釣り仕掛けで水深1~2メートルの浅場を探る。午前7時ごろにモゾモゾとした動きの後、ドングリタイプのウキが沈み込んだ。

 右に左に逃げ回る魚と格闘すること3分、細いハリスで浮かせたのは50・5センチのチンシラー(オキナワキチヌ)。産卵を控えたチンシラーのおなかは卵が詰まり、砕かれた無数の貝類と小魚などで満たされていたという。(名嘉山博・釣りPower)