【豊見城】豊見城市与根で13日午前、与根漁港近くの市道脇に設置された鉄骨製の屋台が強風にあおられて横転、隣の鉄製フェンスを壊した。付近ではバナナの木がなぎ倒されたり、ビニールハウスのビニール部分が吹き飛ばされるなどの被害が出た。いずれも未明から朝にかけて発生したとみられている。同市消防本部や市役所によると、けが人はいなかった。

強風で倒れた鉄骨製の屋台を、クレーンを使って元に戻す店主ら=13日午前10時30分、豊見城市与根

 屋台は高さ3メートル、幅3メートル。風で横転し、隣接していたフェンスに倒れた。クレーン車で修復した店主の男性(41)は「大人数人でも動かせる重さではない。こんなに強い風が吹くとは思わなかった」と驚いていた。

 近くの店舗では、外に置いていた木製の棚が飛んでシャッターが破損。ビニールハウスで吹き飛ばされたビニールは約200平方メートルに及んだ。

 沖縄気象台によると、13日未明から明け方にかけて前線が通過して南よりの風が強まり、那覇で午前4時ごろ最大瞬間風速26・6メートルが観測された。竜巻による突風ではないという。