名護市民会館前の国道58号沿いに設置されたアグー像の睾丸(こうがん)が国道から丸見えで不快だ、と翁長久美子市議が13日の市議会一般質問でクレームを付けた。自身も市スポーツ推進員として実施しているウオーキングで、参加した女性全てが指摘、女性団体メンバーも同様な意見だったという。

国道側から見たアグー像=名護市港

 像は全長約3メートル、体高は台座から約1メートル70センチと実物の約3倍の大きさで、市が昨年9月の「アグー復活の地」「アグーの里」宣言の際設置した。生産者らを交えた準備委員会で協議し、国道を北上する観光客にアピールするよう顔の向きに合わせて置いたが、ちょうどお尻を国道に突き出す形だ。

 翁長氏は向きの変更や睾丸部分の除去を求めたが、市は「苦情は来ていない」「固定しているので変えられない」「切ると空洞ができる」と難色を示した。準備委に女性が入っていなかったこともあり、翁長氏は「女性の視点、感性は違う。雌と子どもでも良かったのに」と納得がいかない様子。今後、アグー像問題はどこまで発展するのか。(名護)