【平安名純代・米国特約記者】米空軍が今後5年間で51機のF15戦闘機を退役させる計画を立てていることが13日までに分かった。

 このうち21機は海外配備分から削減する。空軍は現在、英レイクンヒース基地に21機、嘉手納基地に54機を配備しているが、空軍はどの基地から何機を削減するかなど詳細は明らかにしていない。

 米国防総省のステファニック空軍報道官は13日までに本紙に対し「駐留国に先に通達する必要がある」と述べ、海外の削減分に関する詳細は明らかにしなかった。

 削減後の米空軍のF15保有数は179機となる。

 米空軍によると、オバマ政権が要求した2015米会計年度(14年10月~15年9月)国防予算を米議会が承認すれば、向こう5年以内で、F15やA10攻撃機、U2偵察機などの機種が全体で約500機削減される。

 米軍準機関紙「星条旗新聞」は11日、F15の海外削減分について、10年に欧州に配備されていたF16戦闘機やA10攻撃機などが国防費削減の対象となり、大幅削減された経過を指摘。

 F15削減は、欧州からアジアへのシフトの可能性があるとしつつ、15会計年度に韓国の烏山基地から24機のA10攻撃機が削減される新たな方針についても言及している。