【南城】14日午後4時15分ごろ、南城市が、市内70自治会に設置しているスピーカーを通して「航空攻撃情報。当地域に航空攻撃の可能性があります」と誤って放送した。また「大規模テロ」情報もボイスメール登録をしている市民の携帯電話などに送信。市民からは「ミサイルが飛んできたのか」などと問い合わせる電話が市役所に殺到した。

 同市は同4時30分ごろから計4回、放送で訂正した。市民からの問い合わせで事態を知った市は、訂正放送の中で「大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 誤放送は、地震や津波襲来などを知らせる全国瞬時警報システム(Jアラート)の試験中に起きた。市によると、同日の業者による放送・送信試験の際、外部に流れないよう設定するソフトを再起動する作業を怠ったことが原因で、誤放送となった。再発防止のため、今後は市職員が立ち会い、業者も3重のチェックを行う方針。

 市内の保育園に勤める津波古ジョセフさん(28)は、4歳の長男と帰宅途中に放送を聞き、思わず空を見上げた。「本当に攻撃があったらどうなるんだろう」と心配した。店員の女性(65)は、糸満市でも誤放送があったことから「前もミスだったよね、と誰も信頼しなくなる」と話した。

 市は「あってはならない事態。市民のみなさんに市の広報紙、議会などを通しておわびしたい」と話している。