【宜野湾】米軍キャンプ瑞慶覧(宜野湾市など)の地中から複数のドラム缶が見つかった問題で、在沖米海兵隊は14日までに4カ所を調査し、「毒性の大気は検出されなかった」との結果を公表した。

 佐喜真淳市長は連絡を受け、「米軍や沖縄防衛局はこれで終わりではなく、市民に不安がないように調査してほしい」と述べ、PCBなどの有毒物質がないか、土壌も含め詳細な調査が必要との認識を示した。基地内への立ち入りについては「そこまで踏み込んでできるか、現時点では厳しいのではないか」と述べた。

 現場の文化財発掘調査をしている市教育委員会は「ドラム缶とみられるものが12本」としていたが、米海兵隊によると、2本は埋設用パイプと車輪の部品だった。昨年6月~今年1月末までに発見されたが、市教委内での確認が遅れ、市への連絡が3月になったことについて、市教委の玉那覇清教育部長は市議会本会議で「伝達が遅れたことは反省している。担当部として申し訳なく思っている」と述べた。