【宜野座・読谷】徒歩圏内にスーパーなどがない高齢者などの「買い物弱者」を手助けしようと、移動販売車で地域を回り、食品を販売するサービスが17日から、宜野座村と読谷村で始まる。10日、移動販売車「紅小町号」が宜野座村の宜野座区事務所で披露され、来場者が食材や加工品などを試食した。

「地域から愛される移動販売車にしていきたい」と意気込む桃原清一郎代表(左)と下地聡店長=10日、宜野座村・宜野座区事務所

 宜野座村の全6区と、読谷村の7区の事務所や公民館を週1回ペースで巡回。豚肉(冷凍)や加工食品、総菜などを、1人分の小分けサイズで販売する。

 「おきなわ紅豚」を販売するがんじゅう(読谷村)と、宜野座畜産(宜野座村)が経済産業省の「地域自立型買い物弱者対策支援事業」を活用して取り組む。1600万円の補助で、移動販売車を整備した。

 宜野座村によると、村内には大型スーパーがなく、車で金武町まで買い物に行く人が多いという。宜野座区の大城武区長は「値段次第で、助かる人は多いと思う。雑貨などの要望にも応えてもらえると助かる」と期待した。

 がんじゅうの桃原清一郎代表取締役は「地域の人に便利さや触れ合いの場を感じてもらえるように頑張りたい。要望も聞きながら商品を充実していきたい」と意気込んだ。