求人おきなわ(那覇市、大里一雄社長)が、2015年3月卒業予定の新規学卒者を対象に行った就職志望企業アンケートによると、琉球銀行が2年ぶりにトップ、2位は沖縄銀行、3位は医療機器販売の琉球光和と続いた。上位20社には安定性の高い金融関連、多角的に事業展開する企業、商品の知名度が高い飲料・食品メーカーなどがランクインした。

 金融関連は上位20位に琉銀、沖銀、沖縄海邦銀行、大同火災海上保険の4社が入り、いずれも前年より順位を上げた。多角的に事業展開する企業では、JAおきなわ、ザ・テラスホテルズ、りゅうせき、シンバホールディングスの4社がランク入りした。

 飲料・食品メーカーの人気も高まっている。オリオンビールは前年の9位から6位、沖縄製粉は25位から15位、沖縄コカ・コーラボトリングは217位から20位にランクアップ。学生が身近に感じやすい商品で、業界での将来性や安定性、地域貢献が支持された。

 企業を選ぶ条件(複数回答)は「職種や仕事の内容」「勤務時間や休暇」「勤務地」「雇用の安定性」「給与水準」が上位に入り、安定性を重視する傾向がうかがえた。

 求人おきなわの担当者は前年に比べ、新規採用する企業は増えているとし「企業は優秀な人材を確保するため、選考時期を早めている。学生も企業の動向を見ながら、企業研究など十分な準備が必要」と話している。

 調査は昨年12月から、ことし2月かけて、求人おきなわ就活サイトの会員、合同企業説明会の参加者を対象に実施。男女1681人から回答を得た。