沖縄民主党の喜納昌吉代表は16日、那覇市内で会見し、11月予定の知事選の候補者の一人として鳩山由紀夫元首相を検討していることを明らかにした。これまで喜納代表、上里直司幹事長が3月中に2度にわたり直接打診したという。

 鳩山氏周辺によると、鳩山氏は「あり得ない」と否定したという。

 喜納氏は会見で、知事選で主要な争点となる見通しの米軍普天間飛行場返還問題への姿勢を「これまで一貫して即時返還を主張してきた。知事選でも名護市辺野古を守ることを理解できる独自の候補者を選びたい」と述べ、辺野古移設反対の考えを強調した。

 鳩山氏を候補者として検討する理由は「(『最低でも県外』発言で)パンドラの箱を開けた。その責任を最後まで取ってほしいという意味だ」と説明した。

 沖縄民主は既に候補者選考委員会を立ち上げており、15日の会合で鳩山氏も検討の対象とすることを確認した。候補者を決定する時期は現時点で決めていない。