【東京】琉球王朝時代の迎賓館「御茶屋御殿」について、文化庁の青柳正規長官は18日、登録文化財を目指す意向を示した。同日、早期復元に取り組むことを要請した御茶屋御殿復元期成会(宮里朝光会長)らに答えた。

 公明党の秋野公造沖縄方面副議長らによると、復元のため御茶屋御殿の跡地にある首里カトリック教会と幼稚園の移転先として、那覇市が石嶺町に2カ所候補地を検討していると報告すると青柳長官は「登録文化財へ向け議論を開始する」と述べた。文化庁によると、市が調査し意見具申すると審議会にかけられるという。

 復元の要請を受けた山本一太沖縄担当相は「歴史的価値がある。内閣府としては協議を続けていきたい」と述べた。

 秋野副議長は「文化財に指定されると、国土交通省や内閣府などの制度を使い具体的に復元へ進むことができる」と強調した。1万716人分の署名を集めた宮里会長は「ありがたい」と喜んだ。