【宜野湾】宜野湾市の普天満宮裏の米軍キャンプ瑞慶覧内地中から複数のドラム缶が見つかった問題で沖縄防衛局は18日、基地内に立ち入り、環境調査を始めた。19日までの予定。初日はドラム缶5本を取り出し、周辺の土壌や付着物を採取した。ダイオキシンやポリ塩化ビフェニール(PCB)などの有害物質の有無などを1カ月かけて分析し、県や市に公表する。

地中から掘り出されるドラム缶=18日午後2時20分、宜野湾市普天間のキャンプ瑞慶覧

 ドラム缶は重機でロープにつるされて取り出された。沖縄防衛局の泉秀雄移設整備課長によると、5本とも一般的なものより短く、腐敗しており文字などが読み取れる状況ではないという。異臭は確認されず、ドラム缶の中には土がつまっていたという。

 宜野湾市の報告では12本のドラム缶が埋設されているが、米軍の調べで2本はドラム缶ではなかった。

 今回の調査費用は日本側が負担。有害物質が確認された場合の対応について泉課長は「県や宜野湾市、米軍と調整しながら対処していくことになる」と述べた。調査には県や市の職員も立ち会った。返還予定のない基地内で、米軍の許可を得て日本側が環境調査をするのは異例。