本部闘牛大会(主催・本部闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が23日午後1時から本部多目的広場闘牛場で行われる。ことし2回目の野外闘牛。2006年から全天候ドーム闘牛が開催数の8割を占めるようになっているが、昔ながらの野外闘牛は格別だ。この時期、過ごしやすい日々が続いており、山原路行楽に闘牛観戦を加えるのはどうだろうか。自組合から9頭、隣組合(北部)や各地の組合から13頭が参戦、計22頭が出場する。なじみの牛も多いが、デビュー牛や徳之島からの初顔が7頭と、新鮮さが目立つ構成。取組は10番で、注目は結びの一番だろう。荒技牛同士の激突で、攻守所を変える激戦となり、闘牛の大迫力場面がたっぷり堪能できそうだ。入場料は大人2500円(女性2千円)、高校生千円。

一発怒とうの押し込み決まるか浜川闘神王

調子は上向きの一心力。序盤の守りが勝利の鍵

本部闘牛大会 対戦表

一発怒とうの押し込み決まるか浜川闘神王 調子は上向きの一心力。序盤の守りが勝利の鍵 本部闘牛大会 対戦表

 ■大一番
 浜川闘神王 対 一心力

 両牛、名うての荒技牛で知られ、序盤から突き、割りの応酬となるだろう。すさまじい打撃戦を制するのはどちらか。一瞬でもひるんだ方が即敗走の荒っぽい展開が予想され、3分間の攻防で明暗となりそう。闘神王は昨春(5月)の全島大会に出場し、南武牛皇に激戦の末に敗北。ことしの元旦闘牛で再起をかけて、トラムクーパンダと対戦したが、2分4秒で敗れている。持ち前の序盤の集中力が不発で、トラムクーを守勢に追いやることができなかったのが敗因。3連敗は何としても避けたいところで、今回は背水の陣となる。一心力は元中量級チャンピオンで豪快な腹取りでファンを魅了した。破竹の7連勝で王座防衛2回を果たすなど一世風靡(ふうび)の活躍をしたが、11年8月古堅モーターズ号に敗れて王座を失った。その後はやや精彩を欠き、一進一退。往時の“勢い”は影を潜めているが、ツボにはまった場合の「底力」は健在とみる。序盤の闘神王の猛攻を食い止め、反撃に転ずることができれば、一気に形勢逆転か。

 ■2番戦
 与那嶺天王 対 清風力波王

 天王は旧名が上里号。おととしの6月まで本島で活躍していたが、与那国に渡った。調子を上げての帰還と聞くが、注目したい。波王は徳之島からの移籍。沖縄初場所で、ふたを開けてのお楽しみとなる。「デビュー戦」8番戦の大和産業若力と松田兄弟号。9番戦の央章と優琉神帝王。10番戦の龍二健在とテスリ産業顔白の計6頭。(又吉利一通信員)