南城市観光協会は16日、市知念久手堅の市地域物産館駐車場で「軽トラ朝市」を開いた。斎場御嶽(セーファウタキ)を見学する観光客の利用は多いが、市民になじみの薄い同館や敷地内のがんじゅう駅・南城をPRする初の試み。地場のモズクや野菜など反応も上々で、今後も、毎月第3日曜日の午前8時から10時まで開き、施設を宣伝する。

南城市地域物産館、がんじゅう駅・南城をPRしようと開かれた「軽トラ朝市」=16日、南城市知念久手堅

 土産品販売店やレストランがある市地域物産館は昨年11月、交流・体験施設のがんじゅう駅・南城は2007年にオープンした。県内客を増やすため、まず存在から知ってもらおうと企画した。

 軽トラックの荷台や自家用車のトランクに並べた商品はモズクや野菜のほか、パンや焼きそば、花木など。マグロ解体ショーもあり、ツーリングで立ち寄った男性や市民らが訪れ、店主らは商品の新鮮さ、手ごろな値段を訴えた。

 久高島から市地域物産館への納品で立ち寄った西銘喜久さん(55)は「宣伝したらいま以上に地元の人が来るはず。もっと水産物があるといいね」。娘で久高中1年の美沙紀さんは「いろんな物があっていいなぁ」と早速、朝食に揚げサンドを購入した。

 知念漁協は、収穫から半日ほどの早詰みモズク100キロを完売。仲里司参事は「モズクはいまが旬。もう少し準備したらよかった」とうれしい悲鳴を上げた。

 市観光協会は「1回目の割には良かった。求められる商品も含めて検討していきたい」と手応えを感じている。