県観光政策課が20日発表した2月の観光客数は前年同月比8・6%増の50万3100人となり、昨年4月からの累計が595万人に達した。2012年度実績の592万4700人を超え過去最高となり、同課は3月を含めた13年度実績は「650万人はいくだろう」と見通している。2月単月としては初めて50万人を突破した。

 17カ月連続で前年同月を上回った。南ぬ島石垣空港開港などで航空路線が拡充されたことや、円安による旅行費の割安感から、国内外からの旅行需要が伸びた。3月は女子ゴルフツアーのダイキンオーキッドや、第6回沖縄国際映画祭などのイベントによる誘客効果もあり、好調に推移するとみている。

 消費税率が引き上げられる4月以降も、航空会社や宿泊業者の予約状況は好調といい、同課は「14年度も勢いは持続するのではないか」としている。消費税が初めて導入された1989年度、5%に引き上げられた97年度の観光客数も、前年度より増加しており、増税の影響は少ないとみている。

 2月の国内客は4・6%増の45万8800人となった。大雪の影響で名古屋方面などで旅行キャンセルが出たものの、プロ野球キャンプもあり、団体旅行を中心に増加。特に、関西方面が15・7%増の8万7500人と大きく伸びた。全体の半分を占める東京方面は3・2%増の22万7200人だった。

 外国客は4万4300人で80・8%増加。航空会社の新規参入で旅行費用の低下した韓国からは77・9%増の1万5300人だった。台湾客は航空路線の拡充で57・3%増の1万2900人となった。