【渡名喜】渡名喜村(上原昇村長)が来年度から、「こども医療費助成制度」の対象者を拡大し、村に住民票を置く18歳未満の通院・入院費の自己負担分の助成を検討していることが21日、分かった。通院費助成の18歳未満への引き上げは、実現すれば県内初。

 人口減少による地方交付税の減額を避け、また島外への高校進学で二重生活を強いられる保護者の負担減が目的。村側は、村長の専決処分、村議会臨時会の開催などで4月実施を目指す考え。

 村はこれまで、通院は0~3歳児は保護者負担分を助成、4歳児は千円を保護者に負担させていた。入院は中学卒業まで、助成してきた。今回の条例改正で、対象を18歳未満に引き上げる。

 対象は約50人。村内の医療機関だけでなく、本島や県外の病院に通院・入院する場合も助成対象だが、保険のきかない高額医療は対象外。予算は50万円程度を見込み、一般財源を充てる。保護者が通院・入院費の領収証を村役場に提出し、数日後に現金で渡す。