県内外の豆腐製造業者が集う「第4回ニッポン豆腐屋サミットin沖縄」(主催・全国豆腐連合会)が22日、那覇市内で始まった。「島豆腐の魅力をとことん語ろう~アチコーコーから豆腐の原点を学ぶ」をテーマに、パネルディスカッションがあり、製造業者ら6氏が登壇。本土とは異なる製法、出来たての温かい島豆腐が店頭に並ぶ、沖縄独特の食文化の価値を確認。伝統を継承し、魅力を発信していく手法について意見を交わした。

パネルディスカッションでは島豆腐の魅力、ブランド化の可能性などについて意見を交わした=那覇市、那覇セントラルホテル

 パネルディスカッションで、県豆腐油揚商工組合の瑞慶覧宏至青年部長(池田食品社長)は「出来たてに勝るものはない。沖縄では当たり前に思っている島豆腐の文化を見つめ直し、観光資源として活用したい」と強調。「冷蔵とは別ものととらえればブランド化していけるのではないか。島豆腐を紹介するテーマパークを造ってみたい」と夢を描いた。

 愛知県から参加した柘植一憲氏(くすむら取締役)は「本土の豆腐に比べ、塩味が強い気はするが、これだけ県民の食生活に根付いているのはすごい」と評価。本土と沖縄が互いの食文化を学び合うことで「商品づくりに新たな発想が生まれるかもしれない」と期待した。

 沖縄での同サミット開催は初めて。北海道や宮城、京都、東京、兵庫などの県外を含め、約60人が参加し、各地で生産されている豆腐製品の試食会もあった。

 最終日の23日は、原材料費の高騰など厳しい現状を踏まえた適正な価格設定の課題、消費税増税への対応、業界組織の意義について意見交換する。