自民党県連は22日の常任総務会で、空席となっている会長を西銘恒三郎衆院議員とする役員人事案を決定した。副会長には会長経験者の具志孝助氏、新垣哲司氏、翁長政俊氏の県議3氏が就任する。副会長が複数選任されるのは異例。人事案は29日の県連大会で正式に決定する。

 県連会長は2008年から県議が務めていたため、国会議員が就任するのは6年ぶり。

 自民県連は昨年12月に米軍普天間飛行場の県外移設の立場から、名護市辺野古移設を容認したことで翁長氏が会長を退き組織体制の再建を急いでいた。新体制は11月の知事選に向け、県議と国会議員が一体となった挙党態勢を整える狙いがある。

 幹事長は照屋守之県議が留任し、幹事長代理は具志堅透県議が新たに就任。政務調査会長も座喜味一幸県議が引き続き務める。総務会長は仲田弘毅氏が退き、後任には中川京貴県議が選任される。

 照屋幹事長は常任総務会後に会見し、副会長に3氏を起用することについて「会長予定者の西銘氏の強い要請があった。厳しい局面を乗り切るためには、一致団結するためにも歴代会長3人の力が必要という考えだ」と説明した。