【糸満・沖縄】消費税増税に伴う水道料金改定で、糸満市が増税分を上乗せした上で料金を約1割引き下げる方針であることが、22日までに分かった。沖縄市も同様に5月1日以降の検針(5月分)から、値下げすることを19日の市議会本会議で可決した。両市の値下げの理由は、財政収支計画の見通しがいいことなど。

 糸満市は5月徴収分から9・26%引き下げる予定。一般家庭標準使用量(20立方メートル)で月額360円、年間で4320円安くなる。25日の市議会3月定例会最終本会議で、議案が可決される見通し。

 市は12年前の経営合理化のための組織統廃合後、職員を段階的に減らし、配水管などの設備を改善した。漏水対策などで10年前に比べ年間7千万円のコストを削減し、6年前から年間1億円以上の収益があり、経営状況が順調という。

 沖縄市は、市が策定した財政計画で、施設の更新や耐震化に掛かる整備費・維持管理費を見込んでも収支に余力があるのが分かり、平均2・59%の値下げを決めた。2016年3月末まで適用する。一般家庭標準使用量(20立方メートル)での月額料金は税込み2775円で、従来より48円の値下げとなる。