【那覇】東京オリンピックの開催などで外国人観光客の増加が期待される中、那覇市は受け入れ態勢の整備に力を入れている。これまでに外国人観光客の誘致促進や受け入れ整備、観光案内板多国語充実などの各種事業を予算化。2014年度予算では一括交付金などを利用し、外国人観光客関連で計4500万円を計上、市議会2月定例会で決定する見通しだ。

那覇港に寄港する大型クルーズ船=2013年10月、那覇市若狭

 県は21年度までに沖縄を訪れる観光客数を年間1千万人にする目標を掲げており、うち外国人観光客は200万人。

 市観光課でも那覇空港や那覇港から外国人観光客が訪れる沖縄の玄関口として英語や中国、韓国、台湾の言語で支援する。

 14年度の受け入れ整備事業は約3千万円。クルーズ船臨時観光案内所や国際通りなど周辺店舗・事業所で、観光案内の外国語ボランティアバンク運営を強化する。観光案内板の事業では1200万円を要求し、首里地区で案内板を新たに設置、市内60カ所の観光用案内板も補修する。

 市観光課の担当者は「那覇港では外国クルーズ船の利用も増加傾向にあり、クルーズ船寄港時の歓迎セレモニーが喜ばれている」と説明。「リピーターを増やすためにも外国人観光客が快適に那覇のまちを回遊できるよう満足度を上げていきたい」と意気込んでいる。