【那覇】米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機からの風防ガラス落下や米軍普天間飛行場所属AH1ヘリの米海軍揚陸艦への着艦失敗など事故が頻発したことを受け、那覇市議会(安慶田光男議長)は25日の2月定例会最終本会議で、住宅地上空での飛行や訓練中止などを求める抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。

 抗議決議は、今月5日にあったAH1ヘリの着艦失敗、4日のF15戦闘機の風防ガラス落下、2日にあったオスプレイの白煙トラブルについて「日米両政府が原因究明や再発防止をいくら強調しても口先だけであり、市民、県民より軍事行動が最優先される危険な実態があらためて浮き彫りになった」と指摘。

 「米軍機は本土復帰後で45機が墜落し、それ以外の事故などが549回も発生。この1年で2回墜落し、住民への墜落の恐怖は増大の一途をたどっている」とし、住宅地上空での飛行や訓練中止、事故原因の徹底究明、日米地位協定の抜本的改定、基地の整理縮小と負担軽減などを求めている。

 決議文は駐日米国大使、在日米軍司令官などへ。意見書は首相、外相、防衛相へそれぞれ送付する。