【平安名純代・米国特約記者】米太平洋軍のロックリア司令官は25日、上院軍事委員会の公聴会で証言し、名護市辺野古に予定されている代替施設の建設期間について、「(10年より)早いかもしれない。とくに日本政府内に早い完成への期待がある」と述べた。一方で、代替施設が完成するまで米軍普天間飛行場の機能を維持し、使用を継続する意向を明言。県が政府に要請している普天間の5年以内の運用停止を実質的に否定した。

 同委員会のレビン委員長はロックリア司令官に対し、「代替施設建設の10年という期間は合理的だと思うか。完成まで日本政府と海兵隊は普天間の機能維持を確約すると思うか」と質問。これに対し、ロックリア司令官は「10年は妥当な期間だと思う」と述べ、続いて日本政府内の早期完成に対する期待について言及した。

 さらに、代替施設の完成まで、普天間の機能を維持するかどうかについて、「普天間が安全かつ適切に運営できるための予算は確保されている。運用上のリスクを招くような機能の低下は望まない」と述べ、普天間の機能を維持し、継続使用していく方針を明言した。