県酒造組合(玉那覇有紹会長)が26日発表した2013年の泡盛総出荷量(30度換算)は前年比2・2%減の2万674キロリットルとなり、9年連続で減少した。若者のアルコール離れや実体経済の回復感が乏しい中、県内と県外への出荷量がともに落ち込んだ。又吉良秀専務理事は「全国的にも酒類業界はかなり厳しい状況。泡盛業界が一丸となり、知恵を出し合って難局を乗り越えたい」と述べた。

 泡盛総出荷量は、焼酎ブームや沖縄ブームを背景に2000年ごろから急速に伸長したが、04年をピークに減少が続いている。総出荷量はピーク時に比べ、25・3%減少。そのうち県内出荷量は18・1%、県外出荷量は50・1%落ち込んだ。

 又吉氏は、県内出荷量の減少に歯止めがかからないことに、「強い危機意識を持っている。状況を厳しく受け止め、施策に取り組みたい」とした。

 次年度から観光客需要を喚起するため、観光業界の職員を対象にした泡盛講習会を開くほか、国際ターミナルビルでの泡盛販売や試飲会の開催などを検討している。

 出荷量は県内向けが2%減の1万7555キロリットル、県外向けは3・5%減の3119キロリットル。製造量は2・3%減の2万1257キロリットルだった。