県文化観光スポーツ部は26日、県が豊見城市の豊見城城址(じょうし)公園跡地に建設する「空手道会館」(仮称)の基本設計の概要を発表した。2014年11月ごろに工事着工し、15年12月ごろに完成、16年3月までに供用開始を目指す。

空手道会館(仮称)のイメージ図=県提供

 敷地面積は約4ヘクタールで、建物の延べ面積は約6190平方メートル。琉球石灰岩を使用し、豊見城グスク跡や周辺の景観になじむデザインにする。地上1階、一部2階(電気室など)の計画。一般車約100台、大型バス4台の駐車スペースを確保し、約400の観客席を備えた武道場やセミナールーム、屋外鍛錬場、飲食機能、有料の展示施設、無形文化財認定者らが演武する「奥の院」などを整備する計画。

 展示施設では、空手の歴史や鍛錬器具、偉人などを紹介し、一般客や修学旅行生に関心を持ってもらい空手の普及にもつなげたい考え。

 同部の湧川盛順部長は「外国人観光客も県民も楽しめる施設になる。空手発祥の地として品格・威厳を備えた施設にしたい」と話した。