県議会の予算特別委員会(比嘉京子委員長)は26日、2014年度当初予算案を含む予算案23件を可決した。野党4会派が提出した一般会計予算案から仲井真弘多知事の訪米費用931万円を予備費に移し替える修正案は中立会派のそうぞうが退席し、賛成少数で否決された。野党4会派は28日の最終本会議で再度修正案を提出する方向だが、そうぞうは対応を固めておらず可決は流動的だ。

 修正案は社民・護憲、県民ネット、共産、社大の4会派が賛同し、仲宗根悟氏(社民・護憲)が提出。仲宗根氏は委員会で修正の理由を説明し、県民の反対がある中で仲井真知事が米軍普天間飛行場移設のための名護市辺野古埋め立てを承認したことを踏まえ「訪米すれば米側に誤ったメッセージを発信しかねない」と訪米を問題視した。

 与党の自民からは修正案に対する質疑があり、具志孝助氏は「誤ったメッセージを送るかもしれないから予算を削るというのは議会対応として間違っている。(普天間だけでなく基地被害全体の)負担軽減という県民の意思を伝えてもらうべきだ」と反論した。